楽しさが詰まった宝箱台北児童新楽園がニューオープン
台北市の圓山にある臺北市立兒童育樂中心(台北市立児童育楽センター)は、1934年に建てられました。前身は圓山動物園と児童楽園(遊園地)です。台湾で最も早くに建てられた遊園地で、かつ唯一の公立遊園地として、長い間、台北市民とともに歩んできました。全盛期には、入場待ちの列が遊園地の外周2周分にものぼったそうです。
80年の歳月を歩んできた台北市立児童育楽センターが、もうすぐ引退し、その歴史に幕を降ろします。そして、これからは「臺北兒童新樂園」(台北児童新楽園)という新しい姿で、各地から訪れるゲストを楽しませてくれます。
台北児童新楽園は士林区の士商路の終点にある国立台湾科学教育館の横に位置し、敷地面積は約5ヘクタールです。MRTの劍潭駅や士林駅から無料のシャトルバスが出るなど交通アクセスも便利です。料金支払いには悠遊カードを導入していて、入場時にはセンサーにカードを当てれば入場でき、園内のアトラクションや一部の商店でも悠遊カードで料金を支払うことができます。園内には、悠遊カードの販売・チャージ機も設置されているので利用しやすく、園内の施設をより便利に楽しむことができます。
入口では、おもちゃの兵隊が颯爽と列を作り、ゲストを迎えています。彩虹迎賓廣場(入口広場)では、昼には光あふれる明るく楽しげな雰囲気が、夜には七色のグランドライトによるライトショーが楽しめます。また、大型アトラクションは、児童育楽センターの頃より6種類多い、13種類が設置されています。これらのアトラクションは、オープン前に厳密なテストを繰り返し、安全性を確認しているほか、一般的な遊園地の規制を参考に、年齢や身体の状態による利用制限を設けていて、安全に安心して楽しむことができます。
園内のエリアは大きく分けて、「幸福廣場」(幸せ広場)、「奇幻森林與夢想海」(ファンタジーの森と夢の海)、「魔法星球」(魔法の星)、「玩具兵國」(おもちゃの兵隊の国)の4つのエリアがあり、遠くから見ると、まるで賑やかな宝箱のようです。特に目をひくのは、カラフルで壮観な「水果摩天輪」(観覧車)です。直径40メートル、17階の高さの観覧車からは關渡平原を見渡すことができ、ピュアでロマンチックなデートにぴったりのスポットです。もちろん、遊園地には欠かせない、魔法星際飛車(ジェットコースター)、宇宙迴旋鞦韆(回転ブランコ)、海洋總動員(メリーゴーランド)、尋寶船(バイキング)、叢林吼吼樹屋(フリーフォール)、星空小飛碟(テレコンバット)などの刺激的なアトラクションや、こども向けの砂場、屋内ボールプールなどもあります。「台湾版庶民派ディズニーランド」と呼ばれる台北児童新楽園。リーズナブルな料金、満足度の高いアトラクションで、大人もこどもも楽しい想い出を作ることができるでしょう。
台北児童新楽園と台北市立天文科学教育館、国立台湾科学教育館、美崙公園、雙溪河濱公園はすぐ近くにあり、循環バスで回ることができるので、大人からこどもまで楽しめる教育レクレーションエリアになっています。児童新楽園がオープンしたら、仲のいい友人を誘って、士林で新しいアトラクションを体験し、自分たちだけの台北の想い出を作りましょう。
台北児童新楽園
所在地:承德路5段55号
電話:(02)218-12345
アクセス:
1. バス:41、255區、288、288區、529、620、紅30、M8
2. MRT駅から無料シャトルバス(台北児童新楽園の営業時間に合わせて運行)
◎ 全コース: 台北児童新楽園→基河路→中正路→MRT士林駅→中山北路→MRT劍潭駅→基河路→士商路→台北児童新楽園
◎「台北児童新楽園─MRT士林駅」区間車コース:
往路: 台北児童新楽園→基河路→中正路→MRT士林駅
復路: MRT士林駅→中山北路→福志路→雨農路→中正路→基河路→台北児童新楽園
◎「台北児童新楽園─MRT劍潭駅」区間車コース:
往路: 台北児童新楽園→士商路→承德路4段→MRT劍潭駅
復路: MRT劍潭駅→基河路→士商路→台北児童新楽園
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